式と条件をたどれる計算ノート
フリーランスの請求可能時間と時間単価|月160時間の12試算
月の総稼働160時間を固定し、請求可能時間60〜120時間、月売上30万・50万・80万円を比較。必要な請求単価と総稼働ベースの売上時給を分けて確認できる表・CSVです。
計算例から確認する
月売上50万円を100時間に請求する条件なら請求単価は5,000円/時。同じ月に事務や営業を含め160時間働いた場合、総稼働ベースの売上時給は3,125円/時です。
税抜売上と時間の関係だけを比較する独自試算です。月160時間は説明用の仮定で、標準労働時間・実際の受注実績・市場相場ではありません。経費・税金・社会保険料は引いていないため、手取りや利益を示しません。
同じ売上を二つの時間で割る
案件の請求単価を決めるときと、月全体の働き方を振り返るときは、分母になる時間が違います。請求できる時間だけで割る値は価格設定の目安になります。一方、事務・営業・学習・移動なども含む総稼働時間で割る値は、月全体の時間の使い方を比較するための指標です。
請求単価の試算 = 月売上目標 ÷ 請求可能時間
総稼働あたり売上 = 月売上 ÷ 総稼働時間
ここでは全ての請求可能時間を同じ時間単価で請求し、売上目標に届くと仮定しています。固定報酬の契約や受注に空きがある場合は、この前提で決まるとは限りません。営業時間を減らすだけで売上が増えるという予測でもありません。
月160時間を固定した12条件の比較表
表は横にスクロールできます。キーボードでは表にフォーカスして左右キーで列を確認できます。
| 月売上目標(円) | 総時間 | 請求時間 | 非請求時間 | 請求割合(%) | 請求単価(円/時) | 総稼働あたり売上(円/時) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 300,000 | 160 | 120 | 40 | 75 | 2,500 | 1,875 |
| 300,000 | 160 | 100 | 60 | 62.5 | 3,000 | 1,875 |
| 300,000 | 160 | 80 | 80 | 50 | 3,750 | 1,875 |
| 300,000 | 160 | 60 | 100 | 37.5 | 5,000 | 1,875 |
| 500,000 | 160 | 120 | 40 | 75 | 4,166.67 | 3,125 |
| 500,000 | 160 | 100 | 60 | 62.5 | 5,000 | 3,125 |
| 500,000 | 160 | 80 | 80 | 50 | 6,250 | 3,125 |
| 500,000 | 160 | 60 | 100 | 37.5 | 8,333.33 | 3,125 |
| 800,000 | 160 | 120 | 40 | 75 | 6,666.67 | 5,000 |
| 800,000 | 160 | 100 | 60 | 62.5 | 8,000 | 5,000 |
| 800,000 | 160 | 80 | 80 | 50 | 10,000 | 5,000 |
| 800,000 | 160 | 60 | 100 | 37.5 | 13,333.33 | 5,000 |
月売上50万円の行では、請求可能時間を120時間から60時間へ半分にすると、必要な請求単価は約4,166.67円から約8,333.33円へ変わります。総時間と売上目標は同じなので、総稼働あたり売上は3,125円のままです。「請求単価が高い」と「月全体の時間効率が高い」は別々に確認できます。
自分の1か月を記録する手順
- 対象月を決め、作業・打合せ・営業・経理等の時間を重複なく集計します。
- 契約上、請求に含められる時間と含められない時間に分けます。
- 売上は税込・税抜、発生・入金などの基準を混ぜず、比較する月で揃えます。
- 売上÷請求時間と、売上÷総時間を並べて記録します。
- 経費や手取りを調べる場合は、別に費用と税・保険の条件を置きます。
請求できる時間が0なら請求単価はこの式では計算できません。0円/時とせず「算出不能」として、固定報酬案件の売上があるのか、未受注だったのかを分けて記録します。非請求時間にも必要な仕事があるため、記録だけを根拠に削減対象とは判断しません。
年収・月収の換算ツールと使い分ける
年収・月収・日給・時給の換算ツールは、収入の単位を揃えるときに使えます。この表の請求可能時間比率は別に設定した条件であり、換算ツールが案件の受注率や非請求時間を自動推定するものではありません。
会社員と比較する場合には、給与と売上、経費を引く前後、時間の集計方法を揃える必要があります。制度の前提まで含む説明は会社員とフリーランスの年収を時給で比較する方法へ進んでください。本ページは請求できる時間の感度を表で確認することに用途を絞っています。
CSVは表の12例を収録した静的データです。入力後の自動計算はありません。自分の記録に置き換える際は、元の例とは別のシートを作り、対象月と時間の定義も添えると翌月と比較しやすくなります。
比較表をCSVで保存する
表の数値を確認・記録するためのデータです。個人情報の入力・会員登録は不要です。CSVを開く際は文字コードUTF-8を指定してください。
作り方・出典と確認範囲
総稼働160時間を固定し、月売上目標3種類と請求可能時間4種類を組み合わせた独自試算。時間単価は十進数で小数第2位に四捨五入。労働・税務制度や市場単価の主張には用いていません。
数表は上記の数式と仮定に基づく独自試算です。公的統計・実際の取引データの転載ではありません。
2026年10月18日作成。構成・執筆に生成AIを使用し、掲載する数表は記載した条件から計算しています。専門家の個別監修を受けた記事ではありません。出典の制度説明と、AND TOOLSが設定した比較条件を分けて記載しています。