ボーナス20万円の手取り額

ボーナス(賞与)20万円の手取りは約15.3万円(手取り率 76.5%)。健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税の控除内訳を解説します。

ボーナス20万円の手取り額(年収500万円の場合)

項目金額
ボーナス額面200,000円
手取り額153,092円
手取り率76.5%
控除額 合計46,908円

※年収500万円・独身(扶養なし)・40歳未満で計算。健康保険は協会けんぽ(東京)の料率を使用。

ボーナス20万円の控除内訳

ボーナスから差し引かれる社会保険料と所得税の内訳です。住民税はボーナスからは引かれません(毎月の給与から天引き)。

控除項目金額計算方法
健康保険料 10,000円 額面 × 5.0%(本人負担分)
厚生年金保険料 18,300円 額面 × 9.15%(本人負担分)
雇用保険料 1,200円 額面 × 0.6%
社会保険料 小計 29,500円 額面の14.8%
所得税 17,408円 (額面 − 社保)× 10.21%
控除額 合計 46,908円 額面の23.5%
手取り額 153,092円 手取り率 76.5%

年収別 ボーナス20万円の手取り比較

同じボーナス20万円でも、年収によって所得税率が異なるため手取り額が変わります。

年収社会保険料所得税率所得税手取り額手取り率
年収400万円 29,500円 8.17% 13,926円 156,574円 78.3%
年収500万円 29,500円 10.21% 17,408円 153,092円 76.5%
年収700万円 29,500円 14.28% 24,347円 146,153円 73.1%

※社会保険料は年収に関係なく同額です。手取りの差は所得税率の違いによるものです。

ボーナスの手取りが年収で変わる理由

同じボーナス額面でも、年収400万円の方が年収700万円より手取りが10,421円多くなります。これは年収が高いほどボーナスに適用される所得税率が高くなるためです。社会保険料は年収に関係なく同額ですが、所得税率の差が手取り額の違いを生みます。

ボーナスの所得税の計算手順

  1. 前月の給与額面から社会保険料を差し引く -- 年収500万円なら月給約35.7万円、社会保険料控除後は約30.4万円
  2. 「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」で税率を求める -- 扶養0人・前月の社保控除後303,571円の場合、税率は10.21%
  3. (ボーナス額面 − 社会保険料)× 税率 = 所得税 -- (200,000円 − 29,500円)× 10.21% = 17,408円
ポイント: ボーナスの社会保険料は年収に関係なく額面に対して一律に計算されます。一方、所得税率は「前月の給与」で決まるため、月給が高い(=年収が高い)ほど税率が上がり、手取りが減ります。扶養家族がいる場合は税率が下がります。

ボーナス20万円は中小企業や若手社員に多い水準です。手取り率は76.5%で、社会保険料(14.8%)と所得税(税率10.21%)が差し引かれます。額面が小さいため控除額の絶対値は比較的低く抑えられますが、社会保険料の率は額面に関係なく一定です。

近い額面のボーナス手取り比較

ボーナス額面手取り額控除額手取り率
10万円 76,546円 23,454円 76.5%
20万円(この記事) 153,092円 46,908円 76.5%
30万円 229,638円 70,362円 76.5%

ボーナスが10万円増えると、手取りは76,546円増加します。増加分100,000円のうち77%が手取りに反映されます。

ボーナス額面別 手取り早見表

年収500万円・独身(扶養なし)・40歳未満の場合の概算です。10万円刻みで一覧にしています。

ボーナス額面社会保険料所得税手取り額手取り率
10万円 14,750円 8,704円 76,546円 76.5%
20万円 29,500円 17,408円 153,092円 76.5%
30万円 44,250円 26,112円 229,638円 76.5%
40万円 59,000円 34,816円 306,184円 76.5%
50万円 73,750円 43,520円 382,730円 76.5%
60万円 88,500円 52,224円 459,276円 76.5%
70万円 103,250円 60,928円 535,822円 76.5%
80万円 118,000円 69,632円 612,368円 76.5%
90万円 132,750円 78,336円 688,914円 76.5%
100万円 147,500円 87,040円 765,460円 76.5%
110万円 162,250円 95,744円 842,006円 76.5%
120万円 177,000円 104,448円 918,552円 76.5%
130万円 191,750円 113,152円 995,098円 76.5%
140万円 206,500円 121,856円 1,071,644円 76.5%
150万円 221,250円 130,560円 1,148,190円 76.5%
160万円 226,850円 140,198円 1,232,952円 77.1%
170万円 232,450円 149,836円 1,317,714円 77.5%
180万円 238,050円 159,475円 1,402,475円 77.9%
190万円 243,650円 169,113円 1,487,237円 78.3%
200万円 249,250円 178,751円 1,571,999円 78.6%

※厚生年金の標準賞与額は1回150万円が上限のため、150万円を超えても厚生年金は増えません。そのため160万円以上では手取り率がやや改善します。

あなたのボーナスの正確な手取り額を計算する

年齢・扶養家族・前月の給与額に合わせた正確なボーナス手取り額を計算できます。

ボーナス手取り計算ツールで計算する →

ボーナスから引かれるものまとめ

ボーナス(賞与)から差し引かれるのは社会保険料所得税の2つです。住民税はボーナスからは引かれません。

社会保険料(額面の約14.8%)

  • 健康保険料: 額面 × 5.0%(協会けんぽ東京2024年度、本人負担分)。40歳以上は介護保険料(+0.8%)が加算
  • 厚生年金保険料: 額面 × 9.15%(本人負担分)。標準賞与額150万円が上限で、150万円を超える部分は非課税
  • 雇用保険料: 額面 × 0.6%(一般の事業、2024年度の労働者負担分)

所得税(額面の約2〜8%)

ボーナスの所得税は「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」で決まります。前月の給与が高いほど、また扶養家族が少ないほど税率は高くなります。住民税はボーナスからは天引きされず、毎月の給与から均等に差し引かれます。

関連する計算・ガイド

注意事項

  • 本ページの計算結果は概算です。実際の金額は会社や健保組合により異なります
  • 健康保険料率は協会けんぽ東京(2024年度)の本人負担分5.0%を使用
  • 40歳以上の方は介護保険料(約0.8%)が追加されます
  • 厚生年金の標準賞与額上限は1回150万円。年間の累計上限は573万円
  • 所得税率は前月給与と扶養人数による簡易計算です
  • 正確な金額は給与明細または税理士にご確認ください