年収1,000万円の社会保険料

年収1,000万円(会社員・独身・39歳以下)の社会保険料は年間1,273,692円(負担率12.7%)。40〜64歳では1,353,684円。フリーランスなら905,010円です。

年収1,000万円の社会保険料一覧

項目39歳以下40〜64歳フリーランス
健康保険料499,992円499,992円701,250円(国保)
厚生年金保険料713,700円713,700円203,760円(国民年金)
介護保険料79,992円
雇用保険料60,000円60,000円
合計(年間)1,273,692円1,353,684円905,010円
合計(月額)106,141円112,807円75,418円
年収に対する負担率12.7%13.5%9.1%

※会社員は協会けんぽ(全国平均)、独身・扶養なしで計算。フリーランスは青色申告(65万円控除)、厚生年金は上限(標準報酬月額65万円)に達しています。

会社負担を含めた総コスト(年収1,000万円)

項目本人負担会社負担合計
健康保険料499,992円499,992円999,984円
厚生年金保険料713,700円713,700円1,427,400円
雇用保険料60,000円95,000円155,000円
合計(39歳以下)1,273,692円1,308,692円2,582,384円

年収1,000万円の従業員を雇う場合、会社負担の社会保険料は年間1,308,692円。給与と合わせた実質人件費は約1,131万円になります。

一人法人(一人社長)の場合: 会社負担分も実質的に自己負担となるため、社会保険料の実質総額は年間2,582,384円(月約215,199円)です。役員報酬を下げて法人に利益を残す方が、社会保険料の総額を抑えられます。

年収1,000万円の社会保険料の特徴

年収1,000万円の社会保険料(39歳以下)は年間約130万円(月約10.8万円)です。厚生年金保険料は上限固定のため、800万円からの増加は主に健康保険料と雇用保険料によるものです。年収に対する負担率は約13.0%と、年収500万円帯(14.3%)より1.3ポイント低い水準。「年収1,000万円でも手取りは約720万円」と言われますが、社会保険料だけで年間130万円、さらに所得税・住民税で約170万円が引かれるためです。

指標会社員(39歳以下)フリーランス
社会保険料(年間)1,273,692円905,010円
負担率12.7%9.1%
健康保険料499,992円(協会けんぽ)701,250円(国保)
年金保険料713,700円(厚生年金)203,760円(国民年金)
厚生年金上限上限に達している(標準報酬月額65万円)

社会保険料を抑える方法(年収1,000万円)

  • 年収1,000万円の会社員は社会保険料(約130万円)より税金(所得税+住民税で約170万円)の方が大きくなります。ここからは税金対策の重要性が社会保険料対策を上回る年収帯です
  • 法人化する場合、役員報酬の設定で社会保険料と法人税のバランスを最適化しましょう。役員報酬月額50万円で社会保険料合計を年間約145万円に抑えつつ、残りを法人に留保して法人税率23%で節税する戦略が有効です
  • 配偶者の130万円の壁(社会保険の扶養ライン)を意識しましょう。配偶者がパートで130万円を超えると、配偶者自身の社会保険料(年間約20〜30万円)が新たに発生し、世帯全体の手取りが一時的に減る「壁」効果があります

社会保険料の詳しい計算は社会保険料 計算ツールで任意の報酬額を入力して確認できます。法人化を検討中の方は一人法人の作り方 完全ガイド法人化タイミング完全ガイドも参考にしてください。

会社員とフリーランスの社会保険料比較(年収1,000万円)

比較項目会社員フリーランス
健康保険協会けんぽ / 健保組合国民健康保険
健康保険料(年間)499,992円701,250円
年金厚生年金(国民年金含む)国民年金のみ
年金保険料(年間)713,700円203,760円
雇用保険あり(60,000円/年)なし
合計(年間)1,273,692円905,010円
会社負担あり(約131万円)なし(全額自己負担)
傷病手当金あり(最長1年6か月)なし
将来の年金額老齢基礎年金+老齢厚生年金老齢基礎年金のみ

年収1,000万円の場合、会社員の社会保険料はフリーランスより年間368,682円高くなります。ただし会社員には「会社が同額を負担してくれる」「厚生年金で将来の年金が増える」「傷病手当金がある」といった大きなメリットがあります。単純な保険料比較だけでなく、給付内容を含めて総合的に判断しましょう。

近い年収帯との社会保険料比較

年収社会保険料(39歳以下)月額負担率
900万円 1,217,700円 101,475円 13.5%
1,000万円(この記事) 1,273,692円 106,141円 12.7%
1,200万円 1,385,700円 115,475円 11.5%

年収が200万円上がると、社会保険料は112,008円増加します(年収200万円増に対して社会保険料は112,008円増、増加率5.6%)。

すべての年収帯の社会保険料一覧

年収社会保険料(39歳以下)40〜64歳負担率
300万円 442,500円 466,500円 14.8%
400万円 589,980円 621,972円 14.7%
500万円 737,496円 777,492円 14.7%
600万円 885,000円 933,000円 14.8%
700万円 1,032,492円 1,088,484円 14.7%
800万円 1,161,696円 1,225,692円 14.5%
900万円 1,217,700円 1,289,700円 13.5%
1,000万円 1,273,692円 1,353,684円 12.7%
1,200万円 1,385,700円 1,481,700円 11.5%
1,500万円 1,553,700円 1,673,700円 10.4%

よくある質問(年収1,000万円の社会保険料)

年収1,000万円で社会保険料と税金の負担割合は?

年収1,000万円の場合、社会保険料が約130万円(13.0%)、所得税が約77万円(7.7%)、住民税が約93万円(9.3%)で、合計約300万円(30.0%)が控除されます。社会保険料は最大の控除項目ですが、税金の合計(約170万円)には及びません。

年収1,000万円の社会保険料は今後上がりますか?

社会保険料率は毎年見直されます。少子高齢化に伴い、健康保険料率は上昇傾向にあります。協会けんぽの平均保険料率は過去10年で約0.3ポイント上昇しています。厚生年金保険料率は2017年に18.3%(労使折半9.15%)で固定されています。

年収1,000万円でiDeCoに入ると社会保険料は下がりますか?

いいえ。iDeCoの掛金は社会保険料の計算には影響しません。社会保険料は標準報酬月額(給与額)で決まるため、iDeCoで所得控除を受けても保険料は変わりません。ただし、所得税・住民税は下がるため、手取りを増やす効果はあります。

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