年収1,500万円の社会保険料

年収1,500万円(会社員・独身・39歳以下)の社会保険料は年間1,553,700円(負担率10.4%)。40〜64歳では1,673,700円。フリーランスなら1,263,760円です。

年収1,500万円の社会保険料一覧

項目39歳以下40〜64歳フリーランス
健康保険料750,000円750,000円1,060,000円(国保)
厚生年金保険料713,700円713,700円203,760円(国民年金)
介護保険料120,000円
雇用保険料90,000円90,000円
合計(年間)1,553,700円1,673,700円1,263,760円
合計(月額)129,475円139,475円105,313円
年収に対する負担率10.4%11.2%8.4%

※会社員は協会けんぽ(全国平均)、独身・扶養なしで計算。フリーランスは青色申告(65万円控除)、厚生年金は上限(標準報酬月額65万円)に達しています。

会社負担を含めた総コスト(年収1,500万円)

項目本人負担会社負担合計
健康保険料750,000円750,000円1,500,000円
厚生年金保険料713,700円713,700円1,427,400円
雇用保険料90,000円142,500円232,500円
合計(39歳以下)1,553,700円1,606,200円3,159,900円

年収1,500万円の従業員を雇う場合、会社負担の社会保険料は年間1,606,200円。給与と合わせた実質人件費は約1,661万円になります。

一人法人(一人社長)の場合: 会社負担分も実質的に自己負担となるため、社会保険料の実質総額は年間3,159,900円(月約263,325円)です。役員報酬を下げて法人に利益を残す方が、社会保険料の総額を抑えられます。

年収1,500万円の社会保険料の特徴

年収1,500万円の社会保険料(39歳以下)は年間約162万円です。厚生年金は上限固定(約71.3万円/年)、健康保険料は年間約75万円、雇用保険料は年間約9万円。年収に対する負担率は約10.8%で、500万円帯(14.3%)より3.5ポイントも低い水準です。これは厚生年金保険料が年収780万円相当で頭打ちになるためで、高年収者ほど社会保険料の負担率が低下する「逆進性」の影響が顕著に表れています。

指標会社員(39歳以下)フリーランス
社会保険料(年間)1,553,700円1,263,760円
負担率10.4%8.4%
健康保険料750,000円(協会けんぽ)1,060,000円(国保)
年金保険料713,700円(厚生年金)203,760円(国民年金)
厚生年金上限上限に達している(標準報酬月額65万円)

社会保険料を抑える方法(年収1,500万円)

  • 社会保険料の負担率は年収500万円で14.3%、1,500万円で10.8%と、高年収ほど低下します。一方で税金は累進課税で増えるため、年収1,500万円では税金対策(法人化・所得分散)が最優先事項です
  • 法人化+役員報酬の最適化で社会保険料を年間100万円以上削減できます。役員報酬を月額50万円にすれば社会保険料合計(本人+会社)は年間約145万円。会社員のまま(約340万円)と比べて約195万円の削減が可能
  • 健康保険料の上限(標準報酬月額139万円・年収約1,668万円)に近づいています。年収が1,668万円を超えると健康保険料も頭打ちになり、社会保険料の負担率はさらに低下していきます

社会保険料の詳しい計算は社会保険料 計算ツールで任意の報酬額を入力して確認できます。法人化を検討中の方は一人法人の作り方 完全ガイド法人化タイミング完全ガイドも参考にしてください。

会社員とフリーランスの社会保険料比較(年収1,500万円)

比較項目会社員フリーランス
健康保険協会けんぽ / 健保組合国民健康保険
健康保険料(年間)750,000円1,060,000円
年金厚生年金(国民年金含む)国民年金のみ
年金保険料(年間)713,700円203,760円
雇用保険あり(90,000円/年)なし
合計(年間)1,553,700円1,263,760円
会社負担あり(約161万円)なし(全額自己負担)
傷病手当金あり(最長1年6か月)なし
将来の年金額老齢基礎年金+老齢厚生年金老齢基礎年金のみ

年収1,500万円の場合、会社員の社会保険料はフリーランスより年間289,940円高くなります。ただし会社員には「会社が同額を負担してくれる」「厚生年金で将来の年金が増える」「傷病手当金がある」といった大きなメリットがあります。単純な保険料比較だけでなく、給付内容を含めて総合的に判断しましょう。

近い年収帯との社会保険料比較

年収社会保険料(39歳以下)月額負担率
1,200万円 1,385,700円 115,475円 11.5%
1,500万円(この記事) 1,553,700円 129,475円 10.4%

すべての年収帯の社会保険料一覧

年収社会保険料(39歳以下)40〜64歳負担率
300万円 442,500円 466,500円 14.8%
400万円 589,980円 621,972円 14.7%
500万円 737,496円 777,492円 14.7%
600万円 885,000円 933,000円 14.8%
700万円 1,032,492円 1,088,484円 14.7%
800万円 1,161,696円 1,225,692円 14.5%
900万円 1,217,700円 1,289,700円 13.5%
1,000万円 1,273,692円 1,353,684円 12.7%
1,200万円 1,385,700円 1,481,700円 11.5%
1,500万円 1,553,700円 1,673,700円 10.4%

よくある質問(年収1,500万円の社会保険料)

年収1,500万円で社会保険料の「逆進性」とは何ですか?

社会保険料の「逆進性」とは、年収が高くなるほど社会保険料の負担率が下がる現象です。年収500万円では約14.3%ですが、1,500万円では約10.8%。これは厚生年金保険料が標準報酬月額65万円(年収約780万円)で上限に達するためです。高年収者は負担率が低い分、税金の累進税率で負担が調整されています。

年収1,500万円の社会保険料は将来の年金にいくら影響しますか?

厚生年金は上限等級(標準報酬月額65万円)で保険料が固定されるため、年収1,500万円でも年収780万円の人と同じ年金額しか受給できません。老齢厚生年金は月額約14万円程度(40年加入の場合)で、老齢基礎年金と合わせて月額約21万円が目安です。年収に比べて年金は少ないため、私的年金(iDeCo・NISA)での備えが重要です。

年収1,500万円で法人化すると社会保険料はいくら削減できますか?

法人化して役員報酬を月額45万円(年540万円)に設定した場合、社会保険料の本人+会社負担合計は年間約157万円。会社員として年収1,500万円を受け取る場合の合計約340万円と比べて、約183万円の削減が可能です。残りの960万円は法人利益として法人税率23%で課税されます。

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