年収900万円の社会保険料

年収900万円(会社員・独身・39歳以下)の社会保険料は年間1,217,700円(負担率13.5%)。40〜64歳では1,289,700円。フリーランスなら830,010円です。

年収900万円の社会保険料一覧

項目39歳以下40〜64歳フリーランス
健康保険料450,000円450,000円626,250円(国保)
厚生年金保険料713,700円713,700円203,760円(国民年金)
介護保険料72,000円
雇用保険料54,000円54,000円
合計(年間)1,217,700円1,289,700円830,010円
合計(月額)101,475円107,475円69,168円
年収に対する負担率13.5%14.3%9.2%

※会社員は協会けんぽ(全国平均)、独身・扶養なしで計算。フリーランスは青色申告(65万円控除)、厚生年金は上限(標準報酬月額65万円)に達しています。

会社負担を含めた総コスト(年収900万円)

項目本人負担会社負担合計
健康保険料450,000円450,000円900,000円
厚生年金保険料713,700円713,700円1,427,400円
雇用保険料54,000円85,500円139,500円
合計(39歳以下)1,217,700円1,249,200円2,466,900円

年収900万円の従業員を雇う場合、会社負担の社会保険料は年間1,249,200円。給与と合わせた実質人件費は約1,025万円になります。

一人法人(一人社長)の場合: 会社負担分も実質的に自己負担となるため、社会保険料の実質総額は年間2,466,900円(月約205,575円)です。役員報酬を下げて法人に利益を残す方が、社会保険料の総額を抑えられます。

年収900万円の社会保険料の特徴

年収900万円の社会保険料(39歳以下)は年間約122万円です。厚生年金保険料は上限(年間約71.3万円)で固定されているため、年収800万円からの増加額は健康保険料と雇用保険料の分だけです。社会保険料の年収に対する負担率は約13.6%と、低年収帯(約14.3%)より低下しています。この「逆進性」は高年収者にとっては有利に働きますが、社会保障制度全体としては議論のあるポイントです。

指標会社員(39歳以下)フリーランス
社会保険料(年間)1,217,700円830,010円
負担率13.5%9.2%
健康保険料450,000円(協会けんぽ)626,250円(国保)
年金保険料713,700円(厚生年金)203,760円(国民年金)
厚生年金上限上限に達している(標準報酬月額65万円)

社会保険料を抑える方法(年収900万円)

  • 厚生年金が上限に達しているため、年収アップ分への社会保険料の影響は健康保険(5%)と雇用保険(0.6%)の合計約5.6%のみ。年収100万円増で社会保険料は約5.6万円しか増えません
  • 法人化して役員報酬を月額50万円に設定すれば、社会保険料の本人+会社負担の合計を年間約170万円から約145万円に抑えられます。差額の約25万円を法人利益として留保できます
  • フリーランスとの保険料差が拡大する年収帯です。ただし厚生年金の給付(老齢厚生年金・遺族厚生年金・障害厚生年金)は国民年金より手厚いため、単純な保険料比較だけで判断しないことが重要です

社会保険料の詳しい計算は社会保険料 計算ツールで任意の報酬額を入力して確認できます。法人化を検討中の方は一人法人の作り方 完全ガイド法人化タイミング完全ガイドも参考にしてください。

会社員とフリーランスの社会保険料比較(年収900万円)

比較項目会社員フリーランス
健康保険協会けんぽ / 健保組合国民健康保険
健康保険料(年間)450,000円626,250円
年金厚生年金(国民年金含む)国民年金のみ
年金保険料(年間)713,700円203,760円
雇用保険あり(54,000円/年)なし
合計(年間)1,217,700円830,010円
会社負担あり(約125万円)なし(全額自己負担)
傷病手当金あり(最長1年6か月)なし
将来の年金額老齢基礎年金+老齢厚生年金老齢基礎年金のみ

年収900万円の場合、会社員の社会保険料はフリーランスより年間387,690円高くなります。ただし会社員には「会社が同額を負担してくれる」「厚生年金で将来の年金が増える」「傷病手当金がある」といった大きなメリットがあります。単純な保険料比較だけでなく、給付内容を含めて総合的に判断しましょう。

近い年収帯との社会保険料比較

年収社会保険料(39歳以下)月額負担率
800万円 1,161,696円 96,808円 14.5%
900万円(この記事) 1,217,700円 101,475円 13.5%
1,000万円 1,273,692円 106,141円 12.7%

年収が100万円上がると、社会保険料は55,992円増加します(年収100万円増に対して社会保険料は55,992円増、増加率5.6%)。

すべての年収帯の社会保険料一覧

年収社会保険料(39歳以下)40〜64歳負担率
300万円 442,500円 466,500円 14.8%
400万円 589,980円 621,972円 14.7%
500万円 737,496円 777,492円 14.7%
600万円 885,000円 933,000円 14.8%
700万円 1,032,492円 1,088,484円 14.7%
800万円 1,161,696円 1,225,692円 14.5%
900万円 1,217,700円 1,289,700円 13.5%
1,000万円 1,273,692円 1,353,684円 12.7%
1,200万円 1,385,700円 1,481,700円 11.5%
1,500万円 1,553,700円 1,673,700円 10.4%

よくある質問(年収900万円の社会保険料)

年収900万円だと社会保険料の負担率は下がりますか?

はい。年収900万円の社会保険料負担率は約13.6%(39歳以下)で、年収500万円の約14.3%より低くなっています。これは厚生年金保険料が年収約780万円で上限に達するためです。年収が上がるほど負担率は下がる「逆進性」があります。

年収900万円の会社員が法人化すると社会保険料はどうなりますか?

法人化して役員報酬を低く設定すれば、社会保険料を大幅に削減できます。例えば役員報酬を月45万円(年540万円)にすると、本人+会社負担の社会保険料合計は年間約157万円。会社員のまま(約254万円)と比べて約97万円の削減が可能です。ただし将来の年金受給額も減少します。

社会保険料は将来戻ってきますか?

厚生年金保険料は将来の年金として受給できます。年収900万円で65歳まで働いた場合、老齢厚生年金は月額約13万円程度(老齢基礎年金と合わせて約20万円)が見込まれます。健康保険料は「掛け捨て」ですが、医療費の自己負担が3割(現役世代)で済む恩恵を受けています。

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