年収1,000万円の所得税額

年収1,000万円(会社員・独身・40歳未満)の所得税は約82万円(復興特別所得税込み・実効税率8.21%)。フリーランスなら約119万円です。

年収1,000万円の所得税一覧

項目会社員フリーランス
年収(額面)10,000,000円10,000,000円
所得税804,300円1,160,990円
復興特別所得税16,890円24,380円
所得税合計(年間)821,100円1,185,300円
所得税合計(月額)68,425円98,775円
適用税率20%23%
実効税率8.21%11.85%

※会社員は独身・扶養なし・40歳未満(介護保険なし)で計算。フリーランスは青色申告(65万円控除)・経費なしを前提としています。

※「所得税合計(年間)」は所得税+復興特別所得税の100円未満を切り捨てた額です(国税通則法119条)。上の2行を足した額とは最大99円ずれます。

会社員の所得税 計算内訳(年収1,000万円)

項目金額備考
年収(額面)10,000,000円給与・賞与の合計
給与所得控除−1,950,000円会社員の必要経費に相当
給与所得8,050,000円年収 − 給与所得控除
社会保険料控除−1,270,196円健康保険・厚生年金・雇用保険の合計
基礎控除−620,000円令和8年分(合計所得別 62〜104万円)
課税所得6,159,000円1,000円未満切捨て
所得税804,300円税率20%(課税所得330万〜695万円)
復興特別所得税16,890円所得税額 × 2.1%
小計821,190円所得税 + 復興特別所得税
100円未満切捨て−90円国税通則法119条(納付税額の端数処理)
所得税合計(年間)821,100円実効税率 8.21%

年収1,000万円の所得税の特徴

「年収1,000万円」は大台ですが、所得税額は年間82.1万円(月額約68,425円)と相当な負担です。実効税率は8.21%で、ここに住民税・社会保険料が加わります。給与所得控除195.0万円は完全に上限で、ここから先の年収アップは税率の影響を強く受けます。配偶者控除は所得1,000万円超で完全消失します。

指標会社員フリーランス
適用税率20%(課税所得330万〜695万円)23%(課税所得695万〜900万円)
課税所得6,159,000円7,813,000円
所得税(復興税込)821,100円1,185,300円
実効税率8.21%11.85%
フリーランスの方へ: 年収1,000万円のフリーランスが個人事業のままだと、所得税・住民税・事業税の実効税率が約36%に達し、手取りは約640万円。法人化して役員報酬を600〜700万円に設定し、残りを法人に留保すれば手取りを約750万円まで引き上げることも可能です。

税率区分のポイント(年収1,000万円)

課税所得が615.9万円で20%帯。695万円まであと79.1万円ですが、副業収入や控除の有無で23%帯に入る/入らないが変わります。年収1,000万円は「高所得」の印象がありますが、税率は20%帯で頭打ちではなく、さらなる年収アップで23%→33%と上がっていきます。

課税所得税率控除額
〜195万円5%0円
195万〜330万円10%97,500円
330万〜695万円20%427,500円
695万〜900万円23%636,000円
900万〜1,800万円33%1,536,000円
1,800万〜4,000万円40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

※年収1,000万円の会社員の課税所得は6,159,000円で、課税所得330万〜695万円の20%帯が適用されます。

年収1,000万円の節税ポイント

  • ふるさと納税上限は約184,000円。年間の食費をほぼカバーでき、実質的な手取りアップに直結します
  • 法人化は必須レベル。法人税率23%は個人の実効税率(所得税20%+住民税10%=30%超)より大幅に低い
  • 配偶者控除は合計所得1,000万円超で完全に消失します。年末に向けて所得調整を検討しましょう
  • 資産運用はNISA(年360万円枠)+ iDeCo(年27.6万円)を最大限活用し、税引後リターンを最大化
  • 住宅ローン控除がある場合、所得税の大部分が還付されるため、ふるさと納税は住民税からの控除がメインになります

節税の基本は所得控除を最大限に活用すること。詳しくは確定申告の完全ガイドやふるさと納税 完全ガイドをご覧ください。法人化を検討中の方は一人法人の作り方 完全ガイドも参考にしてください。

近い年収帯との所得税比較

年収所得税(年間)月額実効税率
900万円 約63万円 約5万円 6.98%
1,000万円(この記事) 約82万円 約7万円 8.21%
1,200万円 約124万円 約10万円 10.34%

年収が200万円上がると、所得税は約42万円増加します(年収増加200万円に対して所得税は約42万円増、実効増税率21%)。

すべての年収帯の所得税一覧

年収所得税(年間)適用税率実効税率
300万円 約3万円 5% 0.91%
400万円 約6万円 5% 1.44%
500万円 約9万円 5% 1.82%
600万円 約15万円 10% 2.49%
700万円 約28万円 20% 3.97%
800万円 約44万円 20% 5.45%
900万円 約63万円 20% 6.98%
1,000万円 約82万円 20% 8.21%
1,200万円 約124万円 23% 10.34%
1,500万円 約210万円 33% 13.99%

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手取り額の詳細は手取り計算シミュレーター、住民税は住民税計算ツールをご利用ください。確定申告の手順は確定申告の完全ガイドにまとめています。法人化については一人法人の作り方 完全ガイドも参考にしてください。